【特報】高山祭の至宝・谷口与鹿 生誕200周年記念出版 刊行決定
~ 心の師、谷口与鹿に捧ぐ ~
PX3金メダリスト・柳沢雅彦が「写真家」としての独自の視点で
飛騨高山の英雄的名匠・谷口与鹿(たにぐちよろく)の
謎に満ちた生涯と、その作品の裏に秘められた真実に迫る
高山祭の至宝 生誕200周年記念出版「谷口与鹿」
Amazonで先行予約受付を開始!発売日をどうぞお待ちください。


これは生誕200周年を祝う記念出版です。増刷および
電子出版の予定はございません。あらかじめご了承ください。


~ キーワードは『謎なぞ』 ~
日本三大美祭のひとつ高山祭で有名な飛騨高山。 清酒発祥の地として繁栄の歴史を刻んだ摂津伊丹。与鹿の2つの故郷を結ぶと、そこに1本の運命の糸が陽光にきらめいた・・・ 生誕200周年を記念する書籍で、いま天才彫り師の眩い人生が浮き彫りになります。
さらに今まで伏せてきた写真家・柳沢雅彦の創作の秘密やその舞台裏までも赤裸々に綴られていて、 こちらの「謎解き」も必見です。


表紙カバーは著者が与鹿と一緒に見た光景を描いた写真で構成されています


▼ 書籍の構成と内容の一部を特別公開

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PX3金メダリスト柳沢雅彦が描く高山祭の天才彫り師・谷口与鹿の世界














書籍の本文「ごあいさつ」より抜粋


縁あって高山祭の至宝、谷口与鹿の生誕200周年を記念する書籍を刊行させていただく運びとなりました。出版にあたり、快く取材にご協力いただいた皆様に、厚くお礼申し上げます。

本書の構成は大きく分けて、5本の柱で成り立っています。

第1部は写真家、柳沢雅彦の自叙伝「谷口与鹿との想い出」です。春の高山祭で与鹿の龍の彫刻を見て深く感動した小学生が、夢のなかで土下座して弟子にしてもらうところから物語が始まります。大学生になった主人公は師匠に説得されて彫刻の道を断念しますが、ここでふたりの関係が終わるどころか、まったく別の人生が用意されていました。彫刻の世界を超えて、より深く与鹿と関わることになってゆくのです。著者の少年時代から物語が始まっているため、まだ漢字を知らない子どもたちにも不自由なく読んでもらえることを願って数多くのルビを付けました。

第2部は「飛騨高山の天才彫り師とPX3金メダリストの時空を超えたコラボレーション」です。与鹿の助言により写真の道に進んだ著者が、飛騨の匠の頂点に君臨する谷口与鹿の魅力を独自の視点と視角から熱く語ります。

第3部は「師匠と弟子の至福のひととき(プロムナード)」です。夢のなかで弟子が江戸時代にワープしたり、師匠が現代に遊びに来たり。そこで生々しい会話も交わされます。ただの夢なのか、はたまた現実なのか。城山や宮川の美しい舞台で繰り広げられる特訓…写真がどんどん増えていくにつれて著者も「これは本当に自分がシャッターを押したのだろうか」と首をかしげます。

第4部は生誕200周年を記念して執筆された論文集「谷口与鹿の謎なぞ」です。稀代の天才彫り師の私生活や生涯は依然として謎に包まれていますが、あえて著者は夢のなかで見たこと、聞いたことをもとに史料を数多く読み解きながら、はたして真相はどうだったのか…と鋭く切り込みます。これまでの定説をひっくり返すような内容も含まれており、生誕200周年の節目を飾るのにふさわしい内容の論文を目指しました。

第5部は「谷口与鹿から弟子の柳沢雅彦へ そして数多(あまた)の孫弟子たちに贈る言葉」となっています。いつも著者が師匠から聞かされた言葉をアトランダムに書き綴ったものです。与鹿の言葉は弟子の私を写真家に育てました。そして、さらには与鹿の孫弟子の夢を叶える糧にもなっています。ひとりでも多くの人たちの心の支えになれば幸いです。


柳沢雅彦


※ウェブ掲載用に一部再編集しています



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