高山祭の至宝 生誕200周年記念出版 「谷口与鹿」刊行決定!
PX3金メダリスト柳沢雅彦が心の師と仰ぐ天才彫り師・谷口与鹿に捧げる記念出版
詳しくは こちらの告知ページ をご覧ください

高山祭の天才彫り師とともに歩んだ半世紀を振り返る特別企画「谷口与鹿との想い出」 アンコール版


写真家の柳沢雅彦が自ら語り部となり、高山祭の天才彫り師と
ともに歩んだ半世紀を振り返る2021年の新年特別企画
「谷口与鹿との想い出」は好評のうちに連載終了しました。

引き続きアンコール版として連載内容をご覧いただけます。

以下の各話タイトル(目次)からぜひご覧ください。


江戸時代の天才彫り師で現在も屋台彫刻に姿を変えて大勢の観衆を魅了する高山祭の至宝・谷口与鹿(たにぐち よろく)。 幼い頃から与鹿に憧れていた男の心の中に棲みつき、時空を超えて幾度も男に語りかけ、本物の写真家になりたいという男の願いをついに叶えました。 男がフランス国際フォトコンテストPX3で金メダルを獲得した瞬間、真っ先に報告し、感謝の気持ちを伝えた相手は、もちろん師匠の与鹿です。 嬉しそうな男の顔を見る前から一人で酒を呑んで上機嫌だった与鹿は喜びを隠さず「やはりオレの眼に狂いはなかった」と誇らしげでした。
(第8話・師弟の二人三脚で夢の頂点へ)より抜粋





─ 目次 ─



アンコール展を開催中!ぜひお楽しみください

PX3金メダリスト柳沢雅彦が描く高山祭の天才彫り師・谷口与鹿の世界













「谷口与鹿との想い出」 あらすじ

「谷口与鹿との想い出」は、前編と後編の二部構成になっています。
前編は、天才彫り師、谷口与鹿(たにぐち よろく)に憧れる小学生の男の子が夢の中で土下座して弟子にしてもらうところから物語は始まります。 しかし大学生になった男に与鹿は「屋台彫刻の時代は終わった。お前は別の道で一流を目指せ!」と説得し、とうとう男は彫り師になる夢を断念します。 大学を卒業したあと男は新聞記者を経て写真家への道を歩みますが、いろいろな場面で与鹿は顔を出し、男が夢を叶えられるよう応援します。
「写真家の夢が叶った暁には⋯⋯」
実は、与鹿と男との間には固い契りが結ばれていました。前編は谷口与鹿と男が一緒に歩んだ夢の頂までの道のりが時系列で綴られています。
後編は、谷口与鹿が遺した貴重な形見を巡って見知らぬ相手と決闘を繰り広げるドラマが臨場感たっぷりに展開します。 前編は男の写真家としての経歴と陰で支えた与鹿の存在についての謎解きが中心ですが、後編は内容が一変します。 与鹿が江戸時代から飛び出して現代社会で男に自分の形見を渡すために八面六臂の働きをします。 与鹿と男との間で交わされる生々しい会話のシーンもたくさん描写されており、 酒豪だった天才彫り師の知られざる一面までも窺うことができます。 勝負師としての勘の鋭さばかりか、どんなに追い詰められても逆境をはねのける粘り強さが興味をそそるでしょう。


写真家 柳沢雅彦(やなぎさわ まさひこ)プロフィール

1957年、岐阜県高山市生まれ。中日新聞記者を経て、88年フリーランスの写真家に。写真集「美しき強者たち」「挑戦者の肖像」と立て続けに上梓し、スポーツ写真家として不動の地位を築く。オリンピック、世界選手権、ワールドカップなどスポーツの国際舞台で活躍。96年には社交ダンスをテーマにした写真集「DanceダンスDance」を玄光社から発表し、今は亡き国際的版画家の池田満寿夫氏から絶賛される。 作品群は新聞、雑誌、ポスター、CDジャケット、ジグソーパズルなどで多彩に取り上げられ、カメラ雑誌の講師や写真コンテストの審査員なども務める。1998年5月号から2016年5月号まで18年間にわたり、月刊ダンスビュウ(モダン出版)の招待写真作家として表紙を好評連載した。また2016フランス国際PX3のネイチャー部門で金メダルを獲得、さらなる地平を目指す。 (社)日本写真家協会会員、国際スポーツプレス協会会員。

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PX3 2016 Gold Winner - Life ( Nature / Underwater )
photographer Masahiko Yanagisawa



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